効率的に耐震補強するためには、まず耐震補強の計画をしっかり立てる事が必要です。
まずはお客様と協議して、耐震診断で判明した住宅の耐震強度をどのレベルの評点(上部構造評点)まで補強するかを決めます。上部構造評点については最低限「1」以上が基本で、「1.5」以上を目標にしたいものです。
水回りの改装やクロスの張替等のリフォームと同時に耐震補強を行う場合、まずはそのリフォームをする箇所で耐震補強を行う事を重点的に考えていきます。時には補強箇所が片寄って建物全体のバランスが悪くなる事もあるので、その辺りの考慮も必要になってきます。しかしながら、リフォームする箇所と耐震補強する箇所が合致した場合は、耐震補強にかかる費用を抑える事ができ、効率的でローコストな耐震補強につながります。
まずはお客様と協議して、耐震診断で判明した住宅の耐震強度をどのレベルの評点(上部構造評点)まで補強するかを決めます。上部構造評点については最低限「1」以上が基本で、「1.5」以上を目標にしたいものです。
水回りの改装やクロスの張替等のリフォームと同時に耐震補強を行う場合、まずはそのリフォームをする箇所で耐震補強を行う事を重点的に考えていきます。時には補強箇所が片寄って建物全体のバランスが悪くなる事もあるので、その辺りの考慮も必要になってきます。しかしながら、リフォームする箇所と耐震補強する箇所が合致した場合は、耐震補強にかかる費用を抑える事ができ、効率的でローコストな耐震補強につながります。
■耐震診断書の総合評価部分(補強計画後)
耐震補強の方法は主に4種類あります。
屋根の補強、壁の補強、接合部の補強、そして基礎の補強です。
屋根の補強、壁の補強、接合部の補強、そして基礎の補強です。
方法1
屋根の軽量化
屋根を軽くすることで耐震性が向上します。
方法2
壁の補強[耐力壁の増設]
地震に抵抗してくれる耐力壁を増やすと建物は丈夫になります。
壁の補強[筋かいの増設]
方法3
柱・梁・土台の接合部の補強
柱と梁、土台に補強金物を設置して一体化することによって地震に強くします。
方法4
基礎の補強
基礎を強くして足元をしっかり固めて地震に備えます。